「SwitchやPS5で遊んでいるゲームを、TikTok LIVEで配信したい」。そう思ったら、スマホゲームとは準備が少し違います。家庭用ゲーム機の映像は、そのままではTikTokに送れないからです。

この記事では、ゲーム機やPCのゲームをTikTok LIVEで配信する方法を、機種別に紹介します。キャプチャーボードのつなぎ方と選び方、PC用の配信ソフト「TikTok LIVE Studio」を使う条件、配信するゲームのルールもまとめました。


機種別の配信方法

遊ぶゲーム配信のしかた必要なもの
スマホゲームスマホの画面をそのまま配信するスマホ
PCゲームLIVE Studioで、PCの画面を取り込んで配信するPC、LIVE Studio
Nintendo Switch・Switch 2TVモードの映像をキャプチャーボードでPCに取り込み、LIVE Studioで配信するドック、キャプチャーボード、PC、LIVE Studio
PS5映像をキャプチャーボードでPCに取り込み、LIVE Studioで配信するキャプチャーボード、PC、LIVE Studio

家庭用ゲーム機は、どれもゲーム機 → キャプチャーボード → PC → TikTokという流れです。PS5には本体に配信機能(ブロードキャスト)がありますが、配信先はYouTubeとTwitchだけで、TikTokには送れません。

スマホゲームの配信は「TikTok LIVEの始め方」で紹介しています。


配信の前に確認する3つの条件

1. TikTok LIVEを配信できるか

LIVEで配信できるのは、18歳以上で、フォロワーが1,000人以上いる人です(地域によって変わることがあります)。まずはスマホのアプリで、LIVEを選べるか確かめてみましょう。なお、365エージェンシーの所属者は、フォロワー数に関係なく、LIVEも次に紹介するLIVE Studioも使えます。

2. LIVE Studioを使えるか

ゲーム機やPCのゲームを配信するときは、TikTokが出しているPC用の配信ソフト「TikTok LIVE Studio」を使います。WindowsとMac(macOS 12.0以降)で使えて、最大1080p・60fpsで配信できます。

2026年10月現在、日本で使うには次の条件を満たす必要があります。

  • フォロワーが500人以上
  • 過去30日以内に、LIVEの配信権限が停止されていない
  • LIVE Studioの配信権限が停止されていない

LIVEとLIVE Studioでフォロワー数の条件が違うなど、数字がそろっていないこともあります。最後は、LIVE Studioにログインして配信権限があるかで確かめるのが確実です。条件に届くまでは、スマホでの配信や動画の投稿でアカウントを育てるのが近道です。

3. 配信するゲームのルールを守れるか

ゲームの映像や音楽には著作権があり、配信や収益化のルールはゲーム会社ごとに違います。詳しくは「配信するゲームのルールを確認する」で説明します。


LIVE Studioの準備

  1. PCでLIVE Studioのダウンロードページを開き、インストールする
  2. LIVE Studioを起動して、表示されるQRコードをTikTokアプリで読み取ってログインする
  3. 配信権限があるかを確かめる

LIVE Studioでは、配信に映すもの(カメラ、画面キャプチャ、キャプチャカード、テキスト、画像など)を「ソース」として追加して、画面を組み立てます。


PCゲームを配信する

PCゲームなら、キャプチャーボードがなくても配信できます。

  1. 配信したいゲームを起動しておく
  2. LIVE Studioの「ソースを追加」から画面キャプチャのソースを選び、ゲームの画面を取り込む
  3. 必要ならカメラやマイクのソースも追加して、ゲーム画面の大きさや位置をドラッグで整える
  4. タイトルを入れて、「LIVEを開始」で配信を始める

ゲームとLIVE Studioを同じPCで動かすので、PCには負荷がかかります。配信が重いと感じたら、ゲームのグラフィック設定を下げてみましょう。


Switch・PS5を配信する

キャプチャーボードのつなぎ方

キャプチャーボードは、ゲーム機の映像と音声をPCに取り込むための機器です。よくある外付けタイプなら、次のようにつなぎます。

  1. ゲーム機 → キャプチャーボード:ゲーム機(Switchはドック)のHDMI出力を、キャプチャーボードのHDMI入力(IN)につなぐ
  2. キャプチャーボード → PC:キャプチャーボードを、USBケーブルでPCにつなぐ
  3. キャプチャーボード → テレビ・モニター:パススルー(映像をそのまま別の画面に送る機能)があれば、HDMI出力(OUT)をテレビやモニターにつなぐ

PCに取り込んだ映像は、少し遅れて表示されることがあります。パススルーでつないだテレビやモニターを見ながら遊べば、遅れを気にせずプレイできます。

LIVE Studioに取り込む

LIVE Studioの「ソースを追加」からキャプチャカードのソースを選び、つないだキャプチャーボードを選びます。これで、ゲーム機の映像と音声がLIVE Studioに入ってきます。

映像が出たら大きさや位置を整え、カメラやマイクのソースも追加して配信を始めましょう。

Nintendo Switch・Switch 2の注意点

  • TVモードで映像を出す:本体をドックに差して、ドックのHDMI出力からキャプチャーボードにつなぎます。
  • Nintendo Switch Liteは配信に使えない:Switch Liteは携帯専用で、テレビに映像を出せません。そのため、キャプチャーボードで映像を取り込めません。

PS5の注意点

  • HDCPをオフにする:PS5の映像には、録画を防ぐための保護(HDCP)がかかっています。設定でHDCPをオフにすると、キャプチャーボードで取り込めるようになります。切り替えは[設定]→[システム]→[HDMI]からです。
  • ゲームによっては映せない場面がある:PS5の本体の配信機能では、ゲームによって一部の場面が視聴者に映らないことがあります。キャプチャーボードで配信するときも、ゲーム会社のルールは同じように守りましょう。

キャプチャーボードの選び方

確認することポイント
つなぎ方ノートPCなら外付け(USB)。デスクトップPCなら、PCの中に取り付ける内蔵型も選べる
パススルー遅れなく遊ぶために、テレビやモニターへ映像を送れるものを選ぶ
取り込める画質LIVE Studioの配信は最大1080p・60fps。配信するだけなら、1080p・60fpsで取り込めれば十分
ゲーム機の出力との相性4Kや120Hzで遊びたいなら、パススルーがその出力に対応しているかを確かめる
対応するOSMacで使うなら、Macに対応しているかを確かめる

価格は、数千円〜3万円前後がよくある価格帯です(2026年10月時点)。LIVE Studioを動かすPCの性能も確かめておきましょう。たとえばMacなら、Apple M1以上のCPUが必要です。


配信するゲームのルールを確認する

ゲームを配信するときは、そのゲームの会社が出している配信のルール(ガイドライン)を必ずチェックしましょう。

たとえば任天堂のゲームの場合、個人が動画や静止画などを投稿できるのは、お金もうけを目的としない場合だけです。ライブ配信も同じルールの対象です。収益化できるのは、任天堂が認めたサービスを使う場合に限られます。2026年10月現在、そこにはYouTubeやTwitch、ほかのライブ配信サービスのギフトなどが入っていますが、TikTokは入っていません。任天堂のゲームをTikTok LIVEで配信するときは、最新のルールを確かめてから配信しましょう。

ほかのゲーム会社も、それぞれ配信のルールを出しています。収益化してよいか、どこまで配信してよいか(発売前の内容や物語の終盤など)、タイトルに入れる表記などは、ゲームごとに違います。


映らない・音が出ないときの確認点

  • HDMIケーブルを、キャプチャーボードの入力(IN)と出力(OUT)を間違えずにつないでいるか
  • Switchは、TVモード(ドックに差した状態)になっているか
  • PS5は、HDCPをオフにしているか
  • PCがキャプチャーボードを認識しているか。ほかのアプリがキャプチャーボードを使っていないか
  • ゲーム機の出力(解像度やリフレッシュレート)が、キャプチャーボードの対応範囲に収まっているか
  • LIVE Studioで、キャプチャカードのソースの音声がオンになっているか

それでも映らないときは、ゲーム機・キャプチャーボード・PCを再起動して、ケーブルを差し直してみましょう。


よくある質問

Nintendo Switch Liteでも配信できますか?

キャプチャーボードを使うやり方では配信できません。Switch Liteは携帯専用で、テレビに映像を出せないためです。

PS5の本体だけで、TikTok LIVEに配信できますか?

できません。PS5の本体の配信機能(ブロードキャスト)で送れるのは、YouTubeとTwitchだけです。TikTok LIVEで配信するには、キャプチャーボードとPCを使います。

キャプチャーボードなしで配信できるゲームはありますか?

PCゲームとスマホゲームなら、キャプチャーボードがなくても配信できます。PCゲームはLIVE Studioで画面を取り込み、スマホゲームはスマホから配信します。

MacでもLIVE Studioを使えますか?

使えます。LIVE Studioは、WindowsとMac(macOS 12.0以降)に対応しています。キャプチャーボードを使うなら、キャプチャーボードがMacに対応しているかも確かめましょう。

フォロワーが500人に届いていません。家庭用ゲーム機の配信はできませんか?

個人で活動する場合は、LIVE Studioの条件を満たすまで、PCを使ったゲーム機の配信はできません。まずはスマホでの配信や、ゲームの見どころを切り出した動画の投稿で、フォロワーを増やしましょう。


配信を始めたら

配信の環境が整ったら、次は視聴者を増やして収益化を目指す段階です。ギフトの仕組みや、そのほかの稼ぎ方は「TikTok LIVEで稼ぐ方法」、ゲーム配信を仕事にするまでの道のりは「ゲーム配信をキャリアにする方法」で紹介しています。

参考情報



TikTok LIVEでゲーム配信を本格的に始めたい方へ

365エージェンシーは、TikTok LIVEを主軸とするゲーム配信者専門の事務所です。配信環境の整え方から、配信の企画、振り返りまで、専属マネージャーが一緒に進めます。所属費用は0円、TikTok LIVEの報酬還元率は100%です。応募・相談は公式LINEで受け付けています(応募の条件と流れ)。

365合同会社

TikTok LIVEを主軸とするゲーム配信者専門のライバーマネジメント事務所「365エージェンシー」を運営。